相談時の状況
ご本人から電話にて相談頂き、後日、事務所へお越し頂きました。
社労士による見解
この方は15年程前より気持ちの落ち込みや集中力の低下を自覚するようになり
自宅近くのメンタルクリニックを受診。2ヵ月程通院し症状が軽快した為受診を中断。
その後は気分の変動はありましたが受診していませんでした。
5年程前に症状が再燃し落ち込みや希死念慮から仕事に支障をきたすようになり
精神科を受診し統合失調感情障害と診断されました。
その後も通院し内服で治療を続けていましたが症状は変わらず仕事も出勤できなかったり
期日内に仕事を終える事が出来ない状況が続いた為退職となりました。
退職後は就職活動をしましたが職がみつからず1年程前に自分で会社を設立しました。
相談に来られた時点でも会社を経営されていましたが従業員はおらず収入も低額でした。
日常生活の状況をヒアリングし障害等級に該当していると判断しました。
相談から請求までのサポート
就労の状況や日常生活の状況を細かくヒアリングし病歴就労状況等申立書に記載し
主治医へ診断書を依頼する際も就労状況等を書面にて情報提供しました。
出来上がった診断書を見ると日常生活の状況や就労状況がしっかりと記載されていました。
結果
障害基礎年金3級に認められ年間約58万円を受給しました。
就労中でも仕事の内容や職場でのサポートの状況次第では
障害年金を受給できる可能性があります。
障害年金の制度は複雑ですので申請の際は専門家への相談をお勧め致します。