相談時の状況
奥様より電話でご相談頂き後日来所して頂きました。
来所の際はご本人様が入院中だった為奥様と面談させて頂きました。
社労士による見解
この方は相談へ来られる半年前に脳出血を起こし、後遺症として左半身麻痺となりました。相談日時点でリハビリ専門病院に入院されており日々リハビリをされていらっしゃいましたが左半身麻痺の状況は変わらず、あらゆる日常生活動作に介助が必要な状態でした。
また半年後には65歳になりますが老齢の年金が少なく、小さなお子様がいらっしゃる為、生活費や介護サービスの費用など経済的な不安が大きい状況でした。
通常であれば障害認定日は初診日から1年半後ですが、すでに障害者手帳が交付されている事や近々リハビリ専門病院を退院する予定である事から、すでに症状が固定しており初診から半年時点で請求できる可能性があると判断しました。
後遺症は左半身麻痺だけではなく高次脳機能障害や失語症もありましたが、左半身の麻痺の程度が強く日常生活は介助がなければままならない為、左半身麻痺の障害のみで障害等級に該当している可能性が高いと判断しました。
相談から請求までのサポート
主治医へ診断書を依頼の際に症状固定についての参考資料や診断書への記載の方法等を情報提供しました。
出来上がった診断書を確認すると初診から6カ月時点で症状が固定している旨記載されており障害の状態もその時点での状態で記載して頂けました。
結果
障害基礎年金1級に該当し年間約120万円を受給しました。
障害年金を生活費や介護サービス費用に利用する事ができ経済的な負担が軽減できたと大変喜ばれました。
障害年金の申請をお考えでしたら専門家への相談をお勧め致します。