相談時の状況
10年程前に腰痛があり病院を受診するも原因が分からず、震えがあったり、動作がぎこちなくなったり、躓きやすかったりという状態が続き、5年程前にパーキンソン病疑いと診断され、昨年、パーキンソン病と確定診断された。病状が進行し休職中だが、今後は仕事に復帰できそうにないので、障害年金を受給したい。ということでした。
社労士による見解
パーキンソン病は服薬によりオンとオフの時間があり、薬が効いている時は、わりと普通に動けるが、薬が切れると動けなくなります。
病院を受診する時は、薬が効いている時に受診するので、オフの状態が主治医に伝わりにくいので注意が必要です。
相談から請求までのサポート
病院を受診する時は薬が効いているので、どのような診断書が出来上がるのか心配でした。診断書を依頼する際、本人より聞き取った日常生活状況(オン、オフの状況、長さ)を文書で伝えました。
出来上がった診断書は、筋力、可動域は正常、動作については、オフの状況も考慮された内容になっており、オフの時間が長いことも記載してくださいました。
病歴就労状況申立書に、オン、オフの状況、その他の状況を詳細に記入致しました。
結果
無事、障害厚生年金2級が認められられました。
障害年金を受給することで、今後の生活費の不安がいくらかは和らいだと安心されました。