相談時の状況
奥様から電話にて相談頂き、後日、事務所へお越し頂きました。ご本人は外出できる状態ではなく奥様と面談させて頂きました。
社労士による見解
この方は約5年前に不眠が始まり次第に誰かに見張れているような感覚に襲われるようになりました。
盗聴器が仕掛けられていると思い込み盗聴器を見つけようと部屋中を探しまわったり興奮状態になり大きな声を出したりと日常生活に支障をきたすようになった為、精神科を受診し統合失調症と診断されました。次第に幻覚、幻聴は治まっていきましたが無気力な状態が続き長年勤めた会社も退職されました。
退職後は調子が良い時にアルバイト程度の就労をしましたが仕事が覚えられずストレスから症状が悪化する事がしばしばあり継続した就労が困難な状態でした。
発症時から現在までの状況をヒアリングし、障害認定日時点ですでに障害等級に該当している可能性が高いと判断しました。
相談から請求までのサポート
認定日時点と現在の病院が同じ病院だった為、認定日時点の診断書と現在の症状の診断を主治医へ依頼。
診断書を依頼の際に日常生活の状況を書面でまとめ情報提供しました。
結果
障害厚生年金2級に認められ年間約145万円を受給しました。
また、約3年半の遡及も認められ総額約500万円を受給しました。